こんにちは、チョビ髭たまちゃんです。
チョビ髭たまちゃんブログをご覧頂きありがとうございます。
ノートパソコンで作業していると肩こりがひどくなる...そんな経験はありませんか?
この記事では、たった200円の予算で作れる、おしゃれで実用的な木製パソコンスタンドのDIY方法をご紹介します。
初心者でも簡単に作れて、姿勢改善とPC熱対策の一石二鳥の効果があります!
とても簡単、安く作れて見た目にもおしゃれなので気分も上がりますよ!
ノートパソコンスタンドを自作するメリット
今回紹介する木製パソコンスタンドは、見た目の良さだけでなく、健康面やパソコンのパフォーマンス向上にも役立ちます。
なぜDIYで自作するのがおすすめなのか、その主なメリットをご紹介します。
姿勢改善で肩こり・首の痛みを解消
ノートパソコンを平らな場所に置いて使用すると、どうしても下を向いた姿勢になりがちです。
これが首や肩に大きな負担をかけ、長時間の作業で肩こりや首の痛みの原因となります。
パソコンスタンドを使うと
- 画面が目線に近い高さに来るため、姿勢が自然に改善されます
- 下向きだった首が自然な角度になり、首の負担が軽減します
- 長時間のタイピング作業でも疲れにくくなります
パソコンの熱対策とパフォーマンス向上
テーブルにパソコンを直置きすると、放熱が不十分で本体が熱くなりがちです。
熱くなるとファンが高速回転し、うるさいだけでなくパソコンの寿命も縮めてしまいます。
パソコンスタンドのメリット
- スタンドによってパソコンの下に空間ができ、通気性が向上します
- 熱がこもりにくくなるため、ファンの回転数が抑えられます
- 結果的にパソコンのパフォーマンスが安定し、寿命も延びる可能性があります
デスク環境をおしゃれに格上げ
市販のプラスチック製スタンドと比べ、木製の自作スタンドはワンランク上の高級感があります。
天然素材ならではの温かみもあり、デスク環境をおしゃれに変身させることができます。
DIYの達成感と費用対効果
自分で作ることの大きなメリットは、達成感と費用対効果です。
- 市販品は1,500円〜5,000円程度しますが、DIYなら約200円で作れます
- 自分好みの角度やサイズにカスタマイズできます
- 自分で作った満足感と達成感が得られます
200円DIYパソコンスタンドの材料と道具
必要な木材とサイズ(ホームセンターでのカット方法)
今回のDIYに必要な材料はシンプルです。主な材料は1×2材(ワンバイツー材)1本だけ!
材料
- 長さ910mmの1×2材(19mm×38mm)1本 ≒ 200円
必要なカットサイズ
- 長さ200mm × 4本(パソコンを載せるベース部分)
- 長さ50mm × 2本(傾斜をつける足部分)

ホームセンターでのカット方法
ホームセンターでは木材カットサービスを利用できます(店舗によっては有料の場合もあります)。
店員さんに「1×2材を次のサイズにカットしてください」と伝えるだけでOKです。
✅初心者向けポイント:木材のサイズや種類がわからない場合は、この記事の画像を店員さんに見せると簡単に説明できます。
あると便利な工具リスト
必須の道具
- 木工用ボンド(接着用)
- 紙やすり(60番と240番)
- クランプ(部品固定用)
- 木ねじ(スリムビス)
あると便利な道具
- 電動ドリル(下穴・ダボ穴あけ用)
- 木工用ビット8mm(ダボ穴あけ用)
- のこぎり(材料カット・調整用)
✅初心者向けアドバイス:のこぎりは初心者には扱いが難しいですが、SUIZAN(スイザン)のような日本製のこぎりは切れ味が良く扱いやすいのでおすすめです。
初心者におすすめの仕上げ材
木材の仕上げには様々な選択肢がありますが、初心者には扱いやすいオイルフィニッシュがおすすめです。
おすすめの仕上げ材
- ワトコオイル(エボニー):黒っぽい高級感のある仕上がりに
- 荏油(えのゆ):自然な風合いで木目を活かせる天然オイル
木製パソコンスタンドの作り方【ステップバイステップ】
この項目では、木製パソコンスタンドの作り方を順を追って詳しく解説します。
写真と共に各ステップを確認しながら作業を進めましょう。
STEP1:木材の準備と表面研磨
まずはカットしてもらった木材の表面を丁寧に研磨し、滑らかに仕上げていきます。
作業手順
- カットされた木材すべてに紙やすりをかけます
- 最初に60番の荒目のやすりで全体を軽く削ります
- 次に240番の細目のやすりで表面を滑らかに仕上げます
- 特に床との接地面に丸みを付けると見た目が良くなります

✅コツ:やすりがけは必ず木目に沿って行いましょう。木目に対して垂直方向にやすりをかけると、表面に傷が残ってしまいます。
STEP2:ベース部分の組み立て
次に、パソコンを載せるベース部分を組み立てます。
作業手順
- 200mmの木材4本を並べ、位置を決めます
- 木工用ボンドを接合部分に塗ります
- クランプで固定して仮止めします
- ビスで固定する箇所に印をつけます

✅重要ポイント:クランプがない場合は、重い本などで代用できますが、できればクランプを用意することをおすすめします。固定がしっかりしていないと、完成品の強度に影響します。
仮止めができたら、ビスで固定していきます
- 木材を割らないようにするため、細いビット(2〜3mm)で下穴を開けます
- スリムビスで固定します
- 見た目を良くするために、ビスの頭を隠す「ダボ埋め」をします(8mmのビットでダボ穴を開ける)


STEP3:傾斜をつける足部分の取り付け
次に、スタンドに傾斜をつける足部分を取り付けます。
作業手順
- 50mmの木材2本をベース裏面に配置します
- STEP2と同様に、木工用ボンドで仮止め→クランプで固定→ビス留めの順で作業します
- ビス頭をダボで隠す作業を行います
✅アレンジポイント:足の高さや位置を変えることで、スタンドの角度を調整できます。自分のタイピングスタイルに合わせてカスタマイズしましょう。
STEP4:ストッパーの取り付けとダボ処理
パソコンがスタンドから滑り落ちないように、ストッパーを取り付けます。
作業手順
- ベース部分の前端にダボ穴(8mm)を開けます
- ダボを差し込み、木工用ボンドで固定します
- ダボの先端を紙やすりで丸く整えて、手に当たっても痛くないようにします


続いて、ビス頭を隠すためのダボ処理を行います
- 全てのダボ穴に木工用ボンドを少量塗ります
- ダボを差し込み、固定します
- ボンドが乾いたら、のこぎりなどでダボの余分な部分を切り落とします
- 紙やすりで平らに整えます


STEP5:仕上げと塗装
最後に、全体を美しく仕上げるための塗装を行います。
作業手順
- 全体を240番の紙やすりで最終仕上げします
- 木くずを布などで丁寧に拭き取ります
- 選んだ仕上げ材(ワトコオイルなど)を塗布します
- 説明書に従って乾燥させます(ワトコオイルの場合は24時間程度

✅塗装のコツ:オイル塗装は、布に少量含ませて木目に沿って塗るのがコツです。塗りすぎると乾きにくくなるので、薄く複数回塗るのがおすすめです。
完成したパソコンスタンドの使用感とメリット
DIYで作成したパソコンスタンドを実際に使用してみた感想と、使用することで得られる具体的なメリットをご紹介します。
タイピングのしやすさと姿勢への効果
完成したパソコンスタンドを使うことで、タイピング作業がとてもしやすくなりました。
スタンドによって適度な角度が付くため、手首の負担が軽減され、長時間のタイピングでも疲れにくくなります。
また、画面が見やすい高さになるため、自然と姿勢が改善されるのを実感できます。
下を向きがちだった首が自然な角度になり、首や肩の負担が減ります。


長時間作業での疲労軽減効果
このスタンドを使い始めてから、長時間のPC作業後の疲労感が明らかに減りました。
特に首や肩のこりが軽減され、作業効率も向上しています。
DIYならではのメリットとして、自分の体型や作業スタイルに合わせた角度にカスタマイズできることで、既製品以上の快適さを実現できます。
パソコンの熱対策効果
スタンドを使うことで、パソコンの底面に空間ができ、熱がこもりにくくなります。
実際に使ってみると、ファンの音が明らかに静かになり、本体の熱さも軽減されました。
特に夏場や負荷の高い作業時には、この冷却効果が顕著に表れます。
パソコンの冷却ファンの寿命も延びるため、長期的にみるとパソコン本体の保護にもなります。
改良版とその特徴
初回作成したパソコンスタンドを使用してみて、いくつか改良点を見つけました。そこで改良版も作成してみましたのでご紹介します。
改良版の特徴
- ベース部分のサイズを調整し、より安定感を増しました
- 足部分の角度を微調整して、タイピングしやすい角度にしました
- 塗装には荏油(天然オイル)を使用し、より温かみのある仕上がりにしました


左がワトコオイル、右が荏油で仕上げたバージョンです。お好みの仕上げを選べるのもDIYの魅力です。
DIYが難しい方向け|おすすめの市販パソコンスタンド
DIYに挑戦する時間がない、または工具を揃える余裕がないという方には、以下のような既製品がおすすめです。
それぞれ特徴がありますので、ご自身の用途に合ったものを選んでください。
軽量で持ち運びやすいアルミ製スタンド
特徴
- 軽量で持ち運びやすい
- 高さと角度を細かく調整可能
- 折りたたみ式で収納に便利
- シルバーでスタイリッシュなデザイン
安定感抜群の高さ調整可能スタンド
特徴
- 頑丈で安定感がある
- 高さ調整が可能で立ったままの作業にも対応
- 放熱性に優れたデザイン
- 収納が可能で場所を取らない
コンパクトで薄型のスタンド
特徴
- 薄型でコンパクト
- 軽量で持ち運びが容易
- シンプルなデザイン
- リーズナブルな価格
よくある質問(FAQ)
DIYパソコンスタンド作りについて、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
どのくらいの重さまで対応できる?
この設計のパソコンスタンドは、通常のノートパソコン(15インチまで)であれば問題なく対応できます。
具体的には約3kgまでの重さに耐えることができます。
もし大型のゲーミングノートPCなど重いモデルを使用する場合は、1×3材(19mm×64mm)など、より太い木材を使用することをおすすめします。
角度を変えるには?
足部分の木材のサイズを変更することで、スタンドの角度を調整できます。
- より急な角度にしたい場合:足部分の木材を長くする(例:50mmから60mmに)
- より緩やかな角度にしたい場合:足部分の木材を短くする(例:50mmから40mmに)
試作段階で数種類の角度を試してみて、自分にとって最も使いやすい角度を見つけるのがおすすめです。
木材以外の素材でも作れる?
もちろん可能です!
アクリル板やアルミ板などでも同様のデザインで作ることができます。
ただし、それぞれの素材に適した工具と加工方法が必要になります。
- アクリル板:耐熱性があり見た目がスタイリッシュですが、加工には専用の刃物が必要です
- アルミ板:軽量で放熱性に優れていますが、切断や穴あけに金属用の工具が必要です
初心者の方は木材から始めるのが最もハードルが低くおすすめです。
塗装は必須?おすすめの仕上げ方法は?
塗装は必須ではありませんが、以下の理由からおすすめします。
- 木材の保護になる(水や汚れから守る)
- 見た目が格段に良くなる
- 手触りが滑らかになる
おすすめの仕上げ方法は
- オイルフィニッシュ:木目を活かした自然な仕上がり(ワトコオイル、荏油など)
- ワックス仕上げ:手軽に塗れて手触りが良くなる(蜜蝋ワックスなど)
- ウレタンニス:耐久性が高く、水や傷に強くなる
初心者の方には、塗りやすさと仕上がりの良さからオイルフィニッシュがおすすめです。
DIYパソコンスタンドの作り方は以上です。
200円という低予算で、肩こり解消とパソコン保護を兼ねた実用的なアイテムが作れます。
ぜひチャレンジしてみてください!
誰でも2段ベッドを作ることが出来ます。
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