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木のおもちゃ「丸い部分」の作り方

2022年9月8日

木のおもちゃの作り方のアイキャッチ画像

こんちは、たまちゃんです。

木材をまる〜くカットしたいなぁ……って思うときありますよね。

木工をやっていると必ず遭遇する問題ですよね。

「ホールソー」や「ジグソー」など便利な道具があるのは知ってるんですよ。

誰でも作れる木製おもちゃ【赤ちゃんが喜ぶクルマ】」では丸い部分を作るのに「自在錐」という道具も紹介しました。

こういう道具を使えば綺麗な丸いカタチに木材を切り取ることができるのは知ってるんですよ……

とは言え、道具を買い揃えるほどでも無いんですよね。

そこで「のこぎり」だけを使って木材から丸い部分を作り出す方法をご紹介します。

サクッといきましょう!

たまちゃん

あなたの悩みはコレだね?

  • 木材を丸くカットするにはどうしたらいいの?
  • 木でおもちゃを作りたいけど、丸い部分はどうやって作るの?
  • 持ってる道具はのこぎりだけ。電動工具がないとできないんでしょ!?

この悩み、すごくわかります。

親なら誰でも一度くらいは「木のおもちゃ」に惹かれる時があるものです。

ネットで買おうと探してみたら、これなら自分でも作れんるんじゃ……と思ったり。

いや無理かぁって思ったり。

それ簡単に作れますよ。

特に簡単にできちゃうのが「クルマ」「カメラ」

形がシンプルなので複雑な工程がありません。

四角い木材を用意すればなんとかなるおもちゃです。

唯一、難所があるとすれば

「クルマ」で言えば「車輪」

「カメラ」で言えば「レンズ」

要するに「丸い木材」をどうやって作るか。

筆者について

木工を始めたての頃、勢いよく「木のクルマ」を作りだして

『車輪どうするの……?』と作業が止まり、とても苦労したのを覚えています。

それが今では「木のクルマ」作りは得意分野となりました。

友人に子どもが産まれたら「木のクルマ」をはじめ、いろいろな木のおもちゃを作ってはプレゼントしています。

こんな感じのもの作っています。

ヒノキで作ったカメラ

「子どもにおもちゃをつくってあげたい!」と思っているあなたは

これを読めば簡単に丸い部分を作ることができるようになります。

おもちゃ作りがもっと好きになりますよ!

まる〜い木材を作る方法

木で丸い部分を作る方法を2つご紹介します。

この方法に必要な道具は、あなたが持っている「のこぎり」だけ。

道具を買い足す必要はありません。

円形の木材を作る方法

  • コンパスで書いた円を切る
  • 丸棒を輪切りにする

見るからにシンプルですね。

コンパスで描いた円を切る

コンパスを使って欲しいサイズの円を木材に書きます。

次に縁の縁に直線をたくさん引きます。

その線をのこぎりを使って切っていきます。

出来るだけ残る角を小さくする事がポイントです。

もうすでに「まる」っぽくなってきましたね。

コンパスを使って欲しいサイズの円を木材に書きます
次に縁の縁に直線をたくさん引きます
その線をのこぎりを使って切っていきます
出来るだけ残る角を小さくする事がポイントです

最後に角をヤスリで削れば出来上がり!

ヤスリで角を削ります
出来上がったまる〜いカタチ

まる〜いカタチの出来上がり!

メリット・デメリット

メリット

  • のこぎりがあれば加工が出来る
  • 自由なサイズで作ることが出来る

新たな道具を購入する必要がなく、家にあるもので加工ができるの所がメリットです。

デメリット

・切る作業が多くて面倒

・「まんまる」はほぼ不可能

角をヤスリで削り落とすのですが、手作業で「まんまる」に削るのは不可能です。

「まんまる」を求める場合にはやはり補助となる道具が必要ですが、おもちゃのタイヤにする位なら十分使える方法です。

丸棒を輪切りにする

この方法は説明するまでも無い感じですが……

ホームセンターなどで売られうている丸棒をただただ輪切りにするだけです。

これはダイソーで買った丸棒
自作のソーガイド(まっすぐ切るための補助器具)を使って切るところ
簡単に出来上がり

1分もあればできそうなチート作戦です。

メリット・デメリット

メリット

  • 圧倒的な時短
  • おおよそ「まんまる」を作ることができる

デメリット

・サイズが限られている

あまり大きな丸棒が売られているのは見たことないので、比較的小さめなサイズに限られます。

欲しいサイズに近い丸棒があるのであれば採用したい方法ですね。

今回は、木のおもちゃの「丸い部分」の作り方でした。

誰でも作れる木製おもちゃ【赤ちゃんが喜ぶクルマ】」では、木のおもちゃの代表格「クルマ」を作っています。

あわせて読んでみてください。

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