こんにちは、木工DIYが趣味のたまちゃんです。
竹灯篭を作ってみたいなぁ
たまちゃん、竹灯篭ってなぁに??
竹灯篭っていうのは、竹を細工して作った綺麗なライトのことだよ。
面白そう!私もお手伝いしたいなぁ!
ということで今回は竹灯篭を作ってみました。
初めて作ってみましたが意外と簡単だったので竹灯篭作りが気になってる方はこの記事を参考に是非DIYにチャレンジしてみてください!
それではやってみましょう!!
竹灯篭DIY竹灯篭ってこういうの
実際に作った竹灯篭にLEDを入れてみるとこんな感じになります。
ぼんやりと広がる光に温かみがあって心が落ち着きます。
竹を使った和風なライトなので和室に置くものかなと思ってましたが、和室だけでなくフローリングの廊下に置いたり間接照明としてどこにでも置けますよ。
慣れてくると置く場所に合わせてデザインも考えてみるのもいいですね!
綺麗な竹灯篭ですが私が初めて作ったレベルでこれですから誰でも出来ますよ。
材料さえ揃ってしまえば作業時間は1時間程度です。
お好みに合わせてオリジナル竹灯篭を作ってみてください!
私も作ってみたいよー。材料は何が必要なの??
必要な材料
竹灯篭を作るのに必要な材料はこれくらいかなぁ
- 竹
- のこぎり
- インパクトドライバーorドリルドライバー
- 竹用ドリル
- デザイン紙
- マスキングテープ
必要な材料竹
私の住んでいるところの近所では竹害が問題となり竹の処理に困っているんです。
竹の良い活用方法はないかと考えていたときに竹灯篭に出会いました。
私1人が取り組んだところで影響は微々たるものだということくらいはわかりますが、それでも竹害解決と同時に素敵なアイテムを作ることができるならと挑戦してみました。
ということで私は比較的簡単に竹を入手できる環境にいましたが、そういう方は少ないと思います。
そんな方はホームセンターやECショップで手軽に購入にできますよ。
お値段は長さにもよりますが数百円で購入できます。
実際に山に入って切り倒して持って帰ってくる労力を考えると圧倒的にコスパがいいですね。
しかも売られている竹の方がまっすぐで綺麗だったりするので細工しやすいかもしれませんね(^^)
ということで竹灯篭を作るのに必要な竹はホームセンターかECショップで入手しちゃいましょう!
必要な材料のこぎり
のこぎりは言うまでもなく竹を丁度いい長さにカットするために使います。
のこぎりくらいはご自宅にあるよって言う方も多いかもしれませんね。
世の中には「竹用のこぎり」と言って竹を切るにはこれ!みたいなのこぎりがありますが、竹用でなくても全く問題ありません。
普通ののこぎりで十分です。
要は切れれば問題ないのです。
市販されている竹であれば竹灯篭作りに丁度良い長さで売られているものもあるかもしれませんので、そもそも切る必要がない場合もありますね。
のこぎりの必要性はケースバイケースということですね。
オススメののこぎりはSUIZAN(彗斬)だよ
竹用ではないですが、オススメののこぎぎりはSUIZAN一択です。
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日本製のこぎり 彗斬 SUIZANを使ってみた。
日本製のこぎりSUIZANを購入し使ってみました。木材の切断作業が楽しくなる程の切れ味です。
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必要な材料インパクトドライバーorドリルドライバー
竹灯篭は竹にたくさんの穴を開けていくので電動のドライバーが必須アイテムとなってきます。
今回私はインパクトドライバーを使いました。
これは18Vあるのでパワーがあります。
竹はとても硬いのでパワーがあったほうが作業効率が良くなります。
18Vあれば快適なDIYが楽しめますのでオススメですが、もちろんそうじゃないとダメという訳ではありません。
18V以下のものでも大丈夫ですし、インパクトドライバーではなくドリルドライバーでも大丈夫です。
はじめてのドリルドライバー購入で【失敗】したくないならコレがいい!の記事も参考にしてください。
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はじめてのドリルドライバー購入で【失敗】したくないならコレがいい!
DIYを始めたらまず揃えたいアイテムがドリルドライバー。買ってみたいけどどれを買えばいいかわからない・・・そう思われている方は是非参考にして下さい。
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竹灯篭の仕上がりの良し悪しを決めるのは綺麗な穴を開けられるかどうかだと思いますが、それを決めるのはドライバーではなくドリルの方だと思います。
ドライバーよりも「ドリル」のほうが重要だと思うよ
必要な材料竹用ドリル
綺麗な竹灯篭を作るには竹に綺麗な穴を開けなければなりません。
穴がボロボロだったり切り口がシャープじゃなかったら見た目にも良くないですが、光の漏れ方にも影響されてしまいます。
他の道具はそんなに拘らなくてもいいと思いますが、竹灯篭を作る場合のドリルだけは拘ってほしい!
全く違います。
今回使ったのはスターエムの竹用ドリル。
こちらは「竹用」と言うだけあって、一般的な木工ドリルと比べ物にならないほど綺麗に穴が開けられます。
竹細工には是非使って欲しいのですが、そんなに頻繁に竹細工ってしませんよね?
私も木工DIYは好きですが材料に竹が入ってくることはあまり無いです。
買ってもあまり使わないなら勿体無いわ
そうだよね。
でもね、この竹用ドリルは竹だけじゃないんだよ
竹のような曲面でバリが出やすい材料でも綺麗に穴が開けられるという意味で名前がつけられたそうです。
普通の木材にもとても綺麗な穴を開けることが出来ます。
圧倒的です。
そして木材だけじゃありません。
塩ビ管やアクリル、硬質ゴムなどにも対応できます。
木工DIYをしていると穴を開ける機会がとても多く仕上がりに納得いかないケースもありましたが、スターエムの竹用ドリルに出会ってからは穴あけが楽しくて仕方ありません。
それくらい綺麗に穴が開けられます。
ぜひ竹灯篭のDIYにはもちろんですが、その他の木工DIYにもスターエムの竹用ドリルを使ってみてください。
竹灯篭作りには4ミリから12ミリくらいまでをよく使います。
必要な材料デザイン紙
竹灯篭のデザインの型紙ってのがあるんですよ。
ネットで検索すれば色々と出てきますが、実はコレもスターエムのホームページからダウンロードしたものです。
もちろん無料です。
こちらスターエムのHPもご覧ください。
デザインが無料ダウンロードできるのは嬉しいわね!
必要な材料マスキングテープ
これはデザイン紙を竹に貼るときに使います。
どんなテープでもいいのですが、剥がすときに簡単に綺麗に剥がせるのでマスキングテープがると便利です。
作成手順
さっそく竹灯篭を作っていくよ!
はじめに竹とデザイン紙を用意しよう。
竹にデザイン紙を貼り付けます。
写真では端っこだけマスキングテープで貼っていますが透明なテープでデザイン紙全体を覆うように貼っておくとデザイン紙がズレることなく作業がしやすいです。
あとはデザイン紙の通りに竹用ドリルで穴を開けていくだけです。
上の写真に写っていますが、どのサイズのドリルを使って穴を開けたらいいかわかりやすいように書いてくれています。
4ミリ〜12ミリをよく使います。
ひたすらに穴を開けていく作業が続きます。
この時間はスターエム製竹用ドリルの切れ味の良さを思う存分味わうことができる至福の時間です^ ^
穴を開け終わったらこんな感じです。
穴を開けただけですが達成感がありますね^ ^
これだけでも中にライトを入れるととても綺麗ですが、竹の表面を綺麗にしてあげるとより雰囲気がよくなります。
竹の表面を炙って油を抜いていきます。
油を抜くことで見た目がザラザラだった表面に光沢感が出てきます。
竹は時間が経つと緑色だったものが白くなってきますが、その時の色合いがとても綺麗でうっとりしますよ!
また見た目以外にも、虫がつきにくくなったり竹自体が丈夫になります。
油抜きはとても大切な工程です。
方法も簡単です。
バーナーで炙ると白い気泡が浮いて出てきます。
これが竹の油です。
出てきた油を布で拭き取ればいいだけです。
多少焦げても最終的にはそれが良い味になってくるので、そこまで気にしなくて大丈夫です。
完成品
そうして出来たのがこれじゃ!
油を抜いた直後の状態です。
表面の粉っぽい感じが取れて綺麗になっていますね。
火の入り具合の違いによってやや焦げたように見える部分もありますが、時間が経つと全体的に白くなって良い感じのグラデーションになってきます。
ここまで来たらもう使えます!
中にLEDライトなどを入れてみるととても綺麗ですよ。
こういうライトだと取扱いも楽ちんですよ!
是非みなさまも竹灯篭のDIYに挑戦してみてください。
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