約1年前に2段ベッドをDIYしました。
2段ベッドをDIYしようと思ったきっかけは
狭い家でも上手に空間を利用すれば、広い居住スペースを確保できるんじゃないかと思ったからです。
結果2段ベッドDIY計画は大成功を収ました。
DIY初心者であるたまちゃんが2段ベッドを作った「 DIYで2段ベッドを作る方法【初心者でもできる】」の記事をどうぞ。
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DIYで2段ベッドを作る方法【初心者でもできる】
自分で2段ベッドを作ってみたい!
だけど、何が必要?この記事を見てチャレンジしてください!続きを見る
この2段ベッドDIYから約1年が経ち、新たな問題が発生しました。
子供が成長しベッドが狭くなってきたな……
そうなんです。
狭いんです。
毎日、夫婦と子ども2人の計4人で使っていました。
1つのベッドに私と息子、もう1つにベッドに妻と娘みたいな感じです。
それが最近狭いんです。
ベッドのサイズはシングルサイズより少し大きいくらいなので、考えてみればと当然と言えば当然ですね。
そこで今回はこの問題を解消するために新たなベッド、つまり3段目のベッドを作ることにしました!
快適な睡眠を得るためにも張り切っていきましょう!
完成した3段目「すのこベッド」
こちらが今回作成した3段目のベッドです!
え……?
思ってたのと違う……??
これが良いんです。
なぜなら3段目のベッドに求めるポイントは
- 寝るスペースの追加として
- 居住スペースを邪魔しない
家族4人で寝ても狭くないベッドスペースを確保しながら、生活するスペースは邪魔しない設計にする必要があります。
寝るときにササっとだして、それ以外はしまっておくことができるようになっています。
元々作った2段ベッドには床から20センチほどの空間を設けていました。
その空間を利用して、キャスター付きのベッドを作りました。
これで家族4人が3箇所に散らばって寝ることができるのでもう狭い思いをしなくてすみます。
そして使わないときは収納できるので普段の生活に影響することはありません。
2段ベッドのカスタムDIY「すのこベッド」作りも大成功でした!
それじゃ具体的に紹介するよ
キャスター付き【すのこベッド】の作り方
3段目に採用したキャスター付き「すのこベッド」の作り方はとてもシンプルです。
要は、人が乗っても心配ない頑丈な「すのこ」を作って、それにキャスターを取り付けてしまえばいいのです。
今回用意した(使った)ものはコレ
- 設計図
- 材料はツーバイフォー材とカフェ板とキャスター6個
設計図
作った設計図がこちら。
DIYっていうのは、こういうことなんだよ……
どんなに簡単な設計図でも、作業工程がイメージしやすくなるから作った方がいいですよ。
特にDIYに慣れていない人にとっては設計図は重要です。
材料はツーバイフォーとカフェ板
ツーバイフォー材はDIYerにとってなくてはならない材料ですよね!
この記事を見つけたあなたなら、ツーバイフォーの特徴や魅力をわざわざ解説するまでもないはずです(^^)
最近は木材の値段が高騰しており、ツーバイフォー材も例に漏れず高いですね。
気軽に木材を買えなくなった木工DIYerが頭を抱えている悩みです。
話を戻します。
フレームに使ったツーバイフォーのサイズはこちら。
- 995ミリ×2本
- 1724ミリ×3本
四角を作ったら、真ん中に1本補強として取り付けます。
失敗談
最初は、真ん中の補強を取り付けずに作りました。
出来上がった「すのこベッド」に寝転んでみると、真ん中のところが体重によって沈んだのです。
バキッと折れることは無いとは思いますが、寝ていて安定しないのも不安なので後から真ん中の補強を取り付けました。
すのこベッドを作るときは、補強を入れることをお勧めします。
フレームが出来たらカフェ板をバランスよく配置するだけで終了です!
今回用意したカフェ板のサイズは
- 995ミリ×8枚
ちなみにツーバイフォーもカフェ板も購入したホームセンターでカットしてくれるサービスを利用すれば楽ちんです。
カフェ板ってどんな板なの?
最近ではDIYで登場することも増えてきた印象のカフェ板。
サイズの規格が1つしかなく、どこで売られていても以下の通りです。
※2000ミリの他に4000ミリで販売しているところあります。
※今回私が購入したホームセンターでは4000ミリを購入しカットしてもらいました。
カフェの床材に使われることが多いのでカフェ板と呼ばれるようになったそうですが、床だけでなテーブルや棚の天板や壁などにもおすすめです。
今回私ははじめてカフェ板をDIYに取り入れましたが、今後も色々と使えるな〜と思いました。
カフェ板のメリット
- 30ミリの厚さで強度がある
- 反りやねじれが少ない
- 板状の無垢材は貴重
- 繋ぎやすい凹凸
強度があれば使用目的の幅も広がります。
反りやねじれが少ないとうことは、DIYでも設計どおりの正確な仕上がりが期待できます。
一般的なホームセンターに売られている平面の板の多くは集成材です。
板状の無垢材を購入できるところは結構限られています。
カフェ板の最大の特徴が凹凸
板の側面が、カフェ板同士を繋ぎやすい形になっています。
このおかげで床に限らず、テーブルの天板など1枚の広い面を簡単に作ることができます。
ただし今回の「すのこベッド」では片方(凹凸の凹)を切り落としました。
布団を敷いたときに通気性を損なわないように「すのこ」にした場合、カフェ板の形そのままだとなんとなく不恰好かなと思ってホームセンターで切ってもらいました。
補足【すのこベッドDIY】
ポケットホールジグ
強度UPのためにもフレームを作るときにポケットホールジグという道具を使いました。
もちろん普通に外側からビスを打っても問題ないですが、強度と見た目を考えてポケットホールを使いました。
人が乗って寝るものなので念のために強度が増す方法にしました。
出来上がった「すのこベッド」の裏側はこんな感じです。
丸印がポケットホールで接合された部分です。
ビスを見せずに木材を繋ぐことができるポケットホールジグ「 ビスを見せずにプロ級のDIY【Kregポケットホールジグ720Pro】」の記事をどうぞ。
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ビスを見せずにプロ級のDIY【Kregポケットホールジグ720Pro】
Kregポケットホールジグがあれば誰でも簡単にプロ並みの木材接合が可能です。DIYに取り入れると格段にレベルが上がります。
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キャスター
使ったキャスターは合計で6個。
今回勉強になったのがキャスターの耐荷重について。
実際に使ったときには表示されている耐荷重×75%で考えるそうです。
1個の耐荷重が50kgを使用したので 50kg×6×75%=225kg
225kgまで耐えられればもう少し太っても大丈夫そうです(^^)